第135回分析基礎セミナーを開催します。【九州大学】
2019.06.06
セミナー・講習会情報
九州大学中央分析センターでは平成19年より毎年定期的(年10回程度)に分析基礎セミナーを開催しています。これは機器分析の原理・基礎知識を習得してより効果的に分析機器を使用していただくことを目的とするものです。今年度のセミナ-は、学んだ機器分析の知識をより実践の場で活用できるような内容になっています。
案内ポスターはこちら。学外の方はこちらの参加申込書をご利用ください。
◆第135回 分析基礎セミナー・機器分析の活用【6】 「分光分析の基礎と応用」◆

【日時】 2019/7/4(木) 13:00-17:00
【場所】 九州大学伊都キャンパス・工学部第2講義室(西講義棟2階)
【主催】 九州大学中央分析センター
【共催】 九州大学ナノテクノロジープラットフォーム
【協力】 日本分光株式会社

【内容】
13:00-14:50 分光光度計および分光蛍光光度計の基礎と応用例
  分光光度計や分光蛍光光度計は昔からある分析装置で、測定の原理も難しいものではありません。 しかし、その使用例は幅広く、使い方次第で
  極めて幅広い分析に適用することができます。 本セミナーでは、分光光度計や分光蛍光光度計の正しい使い方を知っていただくために、 
  装置の構造を含む原理を詳しく解説するとともに、様々な測定・評価事例を紹介します。

15:00-16:00 赤外分光法の基礎と応用例  
  赤外分光法は、分子構造から物質の定量・定性分析を行う手法です。本セミナーでは、赤外分光法、FTIRおよび赤外顕微鏡の原理や基本構造を
  解説した後、各種測定法に関連するアプリケーションと測定・解析方法を紹介します。

16:00-17:00 ラマン分光法の基礎と応用例
  ラマン分光法は、赤外分光法と同様に分子構造を明らかにすることができる手法です。また、ラマン分光法と赤外分光法は相補的な関係にあると
  言われています。本セミナーでは、ラマン分光法の原理と特徴を解説した後、アプリケーションと分析目的に応じた測定・解析方法を紹介します。