第128回分析基礎セミナーを開催します。【九州大学】
2018.10.26
セミナー・講習会情報
九州大学中央分析センターでは平成19年より毎年定期的(年8回程度)に分析基礎セミナーを開催しています。これは機器分析の原理・基礎知識を習得してより効果的に分析機器を使用していただくことを目的とするものです。今年度のセミナーは、基本に立ち返り、原理をよく理解してより良いデータを取得し、正しい解釈ができることを目指します。今回は、構造解析に有用な分光分析について基礎から実用まで幅広く知識が得られる内容です。
案内ポスターはこちら。学外の方はこちらの参加申込書をご利用ください。
◆第128回 分析基礎セミナー「入門機器分析【12】」
「電子スピン共鳴、微粒子評価、キャピラリー電気泳動の基礎と応用」◆

【日時】 2018/11/15(木) 13:00-17:00
【場所】 九州大学伊都キャンパス・工学部第4講義室(西講義棟3階)
【主催】 九州大学中央分析センター
【共催】 九州大学ナノテクノロジープラットフォーム
【協力】 日本電子株式会社、大塚電子株式会社

【内容】
13:00-14:30 電子スピン共鳴(ESR)法の原理と応用 
           電子スピン共鳴法の原理と装置について概説し、さまざまな分野での実用的なアプリケーション例をご紹介します。
 
14:40-15:55 粒子径・ゼータ電位・分子量の測定の基礎と応用
               微粒子の評価には粒子径・ゼータ電位測定が欠かせなくなって来ております。
                この度は粒子径・ゼータ電位測定の基本原理から光散乱による高分子の分子量測定も含めアプリケーションもご紹介します。

16:00-17:00 キャピラリー電気泳動装置の原理と応用について 
                キャピラリー電気泳動装置は液体クロマトグラフフィー、イオンクロマトグラフィーに代わり、カラムを使用しない分離分析装置としてハンドリング的、
           コスト的にも非常に有用です。 今回は測定原理とアプリケーションについてご紹介します。