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◆第127回 分析基礎セミナー「入門機器分析【11】」◆ 【日時】 2018/11/8(木) 13:00-17:00 【場所】 九州大学伊都キャンパス・工学部第4講義室(西講義棟3階) 【主催】 九州大学中央分析センター 【共催】 九州大学ナノテクノロジープラットフォーム 【協力】 ブルカージャパン株式会社 【内容】 13:00-13:40 ナノイデンテーション法の基礎と実際 薄膜や材料の微小部の力学特性は、デバイスの耐久性を左右する重要なファクターになる。 本セミナーでは、ナノインデンターの基本原理から薄膜の密着性評価、高分子材料の動的粘弾性、 複合材料の機械特性可視化などの多彩な最新機械特性評価技術を紹介する。 13:40-14:10 その場観察ナノイデンテーション技術の紹介 ‘バルク’と‘ナノ’では異なった機械的特性を示すことが知れており、微小サイズから材料の特性を評価 する必要性が高まっている。ナノ機械的特性を正確に測定し観察する手法として、電子顕微鏡と 組み合わせたその場観察ナノインデンテーション技術について紹介する。 14:10-14:50 メカニカル・トライボロジーテスターの応用事例紹介 200種類以上のオプションとの組み合わせで多様な摩擦・摩耗試験が可能なメカニカル・トライボロ ジーテスターを用い、従来のトライボロジー評価に加え、JASOM348 湿式クラッチ材評価、SAE J 2522ブレーキ材評価、JASO M358ベルト式CVT油の金属間摩擦評価、ASTM D6425 潤滑 油高速振動試験などの自動車産業に特化したアプリケーション事例について紹介する。 15:00-16:00 白色光干渉計の基礎と実際 光干渉法の基礎原理と特徴を解説し、TTMレンズ(透過型干渉対物レンズ)を用いた加熱・腐 食・溶解 プロセスへの形状測定アプローチと効果的な表面解析の事例を紹介する。 16:00-17:00 原子間力顕微鏡の基礎と実際 近年原子間力顕微鏡では、試料最表面の三次元形状測定のためだけではなく、様々な表面 物性をナノオーダーで測定する技術が開発されている。ピークフォースタッピングやデータキューブ、 SECMのような特徴的な測定技術と、それらを用いた測定事例について紹介する。