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◆第121回 分析基礎セミナー「入門機器分析【5】 無機元素分析」◆ 【日時】 2018/6/21(木) 13:00-17:00 【場所】 九州大学伊都キャンパス・工学部第2講義室(西講義棟2階) 【主催】 九州大学中央分析センター 【共催】 九州大学ナノテクノロジープラットフォーム 【協力】 株式会社島津製作所、アジレント・テクノロジー株式会社 【内容】 13:00-14:00 無機分析操作の基礎 AA,ICP-AES、ICP-MSでは試料を何らかの処理を行って測定することが多い。 このため、試料の取り扱いが、結果の良否を決定するともいえる。今回は、試料の 取り扱いだけでなく、使用する器具や数値の取り扱いについて概論する。 14:05-15:35 原子吸光分析法、ICP発光分析法 AA/ICP-AESは元素分析の中核を担う⼿法として、広く普及している。分析装置の 進歩と相まって、誰にでも、迅速かつ容易に測定結果が得られるようになってきた。 しかしながら、分析法の常として、様々な⼲渉(妨害)も存在しており、これに 気付かないまま、誤った結果が報告されている例も散⾒される。今回は、精確度の ⾼い測定を⾏うために、分析法の基礎、⼲渉の確認と解決法などの使⽤上の 注意点について、解説する。 15:45-17:00 ICP質量分析法 微量金属元素をpptオーダーで分析できるICP-MSに関して、基礎原理から装置 構成、コリジョンリアクションなどの干渉低減技術等の各種技術について解説する。 近年ICP-MSは様々な分野で活用されており、その幅広いアプリケーション (LA-ICP-MS、イメージング、LC-ICP-MS、メタボロミクスなど)についても、紹介する。