第120回分析基礎セミナーを開催します。【九州大学】
2018.05.11
セミナー・講習会情報
九州大学中央分析センターでは平成19年より毎年定期的(年8回程度)に分析基礎セミナーを開催しています。これは機器分析の原理・基礎知識を習得してより効果的に分析機器を使用していただくことを目的とするものです。今年度のセミナーは、基本に立ち返り、原理をよく理解してより良いデータを取得し、正しい解釈ができることを目指します。今回は、構造解析に有用な分光分析について基礎から実用まで幅広く知識が得られる内容です。
案内ポスターはこちら。学外の方はこちらの参加申込書をご利用ください。
◆第120回 分析基礎セミナー「入門機器分析【4】 分光分析の基礎と応用」◆
【日時】 2018/6/7(木) 13:00-17:00
【場所】 九州大学伊都キャンパス・工学部第2講義室(西講義棟2階)
【主催】 九州大学中央分析センター
【共催】 九州大学ナノテクノロジープラットフォーム
【協力】 株式会社島津製作所、日本分光株式会社
【内容】

13:00-14:50 紫外・可視・蛍光分光分析の基礎と応用
       分光分析と一言に言っても紫外領域から近赤外領域まで様々な原理を用いて分析が
       行われています。今回は、その中でも紫外可視分光法と蛍光分光法に注目してお話します。
       それぞれの基礎や両者の違い、測定に関するテクニックをご紹介します。 

15:00-16:00 赤外分光法の基礎と応用 
       赤外分光法は、物質の構造解析・同定・定量を行うことができる手法です。 
       本セミナーでは、赤外分光法とFTIRの基本的な原理を解説し、 正しい装置の使い方を
       ご理解して頂くことを目的としています。 また、測定事例についても併せて解説します。 

16:00-17:00 ラマン分光法の基礎と応用 
       ラマン分光法は、物質の構造解析・同定を行うことができる手法です。 
       本セミナーでは、ラマン分光法、特に顕微ラマンの基本的な原理と測定上の注意事項を解説します。
       顕微ラマンの利点・欠点を理解して、適切に測定して頂くことを目的としています。